2024年度 募集要項

国連の国際民間航空機関（ICAO）は2050年までにCO₂の排出を実質ゼロにする長期目標を採択し、2024～2035年の間はCO2排出量を2019年比15％削減することで合意しました。この目標を達成するために重要な役割を果たすのがSAFです。
国際合意を受け各国でSAFの導入目標が定められ、日本でも2030年に全航空燃料の10％をSAFに置き換えることが事実上義務化されるなど大きな需要が見込まれており、この需要に見合う供給を国として実現するため、GX実行会議ではGX分野に総額2兆円規模を投じる2024年度予算の概算要求案がまとめられ、国産SAF製造に向けた支援が事項要求として盛り込まれるなどSAF製造に向けた動きが進められています。
このように大きな産業となるSAFの生産において、大きな課題の一つはどのようにして原料を供給するかであるということであり、私たちは原料となる植物油脂を効率的に栽培する技術という優位性を活かしこの課題の解決に取り組んでいます。
 
まだ小規模な組織ですが、今後本生産に向けて大きく拡大していくにあたり、個々が積極的に事業開発に関わり、推進していく事を期待しています。地球の温暖化を食い止め持続可能で豊かな社会の実現に貢献する、新しいクリーンエネルギーを創り出す気概のある方、ぜひご応募下さい。